よさこい衣装人気ランキングを更新しました

1位【リバーシブル昇華転写染め半纏】

こちらは王道といいますが、個性やメッセージ性を表現するにはぴったりのデザインとなっています。

既成生地を使用するのではなく、オリジナルで一から柄を製作して生地をプリントし衣装にしていくのですから、本当の意味での完全オーダーメイドであり、決して他チーム様とかぶることのないという意味では、やはり2021年も強いご要望をいただきました。

昇華転写は、発色の美しさとメッセージ性の高さでは、素晴らしい衣装となります。

昇華プリントは半永久的ですので落ちることもありませんし洗濯も容易なため、人気があるのは納得できます。

ただ、昇華転写は既製生地を使用するよりも当然コストがかかるのですが、昨今では部分的に集中してオリジナリティを出す工夫を提案させて頂いてますので、しっかりしたコンセプトをお持ちのお客様で昇華転写プリントを使用したいけど予算が厳しいというお客様にも人気となりました。

2022年も昇華転写プリント衣装は人気となると思いますが、1からデータを作成しプリントしていくため、衣装製作期間は通常よりも長くかかります。

是非、納期に余裕をもってお問い合わせください。


2位【早替えデザイン衣装】

ここ数年大変ご要望の多いアイテム構成となっております。

多くのマジックテープを使い様々な箇所に使用し、1枚の衣装から別の形に早替えしていくデザインが多かった頃より、最近ではシンプルに羽織を2枚重ねで着用し、綺麗に早替えし脱いでいくデザインが多くなりました。

コストとしては、アイテムの中で最も高い羽織を2枚製作するのと、1枚の羽織をあれこれと工夫し、多くのマジックテープ仕様で製作していくのではあまり変わりませんが、完成度はかなり違ってきます。

マジックテープを使用すれば、破損もおきますし、生地にも負担がかかるため薄い生地は使用しづらいです。また、マジックテープは副資材の中でもそこそこ単価が高めの資材ですので、1枚の衣装に何箇所も使用しれば数mになることもありコストがかさみます。

そして何名かは舞台上で失敗してしまったという早替え事故も弊舎の衣装ではありませんが耳にします。

それでも重ね着ではなく、1枚の衣装からの変化を楽しみたいお客様には、しっかりとご要望をヒアリングしながら、デメリットもお伝えさせていただき製作しております。

演舞構成に関わることですので、チーム様では悩まれるところではありますが、どちらのデザインにしても、弊舎では重ねる生地やサイズを調整しながら、スムーズに早替えし、そして美しく引き立つように、様々な視点から思案しひとつひとつしっかりと作成させていただいております。


3位【洋風デザイン衣装】

数年前までは、和風回帰の傾向が強く、様々な和柄生地や袴デザインをご要望いただき製作しておりました。しかしここ数年、和装を良い意味で着崩したラインや、異素材の組み合わせや、アシメトリデザイン等々、洋風デザインへの強いこだわりを感じました。

曲調も演舞も和色の多いよさこい踊りでは、一見難しく見える洋風デザイン衣装ですが、確日常着用する機会が多い洋服と同じ感覚で、特にお若い世代では、オシャレに崩すして着こなしているチーム様が多く素敵だなと思います。

但し、洋装はゆとりを入れるとラインが崩れるため、パターンサイズに気を使うのと同時に、ボタンやブレードなど副資材も多く登場してきますので、いかに簡易に着用でき、また演舞の邪魔にならないよう、そして洗濯問題のクリアなど解決すべき問題点もございます。

そういう意味では、製作側では気を使うアイテムでもあります。

弊舎ではサンプル製作前ににしっかりとお打ち合わせさせていただきながら、ご要望の形に仕上げていきます。


今後も、たかどの装舎だけのよさこい衣装ランキングを更新していきたいと思いますので、是非チェックしてみてください。