男女別デザインよさこい衣装

よさこい衣装作りにおいて、1曲の中で男女役に分かれるコンセプトを設定しているチーム様は少なくありません。

舞台の上でその役割を明確に表すには、当然衣装を2パターン準備するということになります。

確かに全体的に完成度の高い表現方法と思えます。


しかし、1つのチームの中で2つ以上のデザインの衣装を作ることは、様々なコストの問題もあります。

ひとつに衣装価格がUPすることがあげられます。

生地裁断・プリントなど、一度に多く製作することで価格を下げられる『量産背景』に逆行しますので、この問題はなかなか解決が難しいところです。


他にも、それぞれのデザインにパターンをひくので製作時間がプラスされます。

グレーディング(サイズ別パターン製作)も2つのデザイン分、作ります。

1デザインにつき数十とパーツが必要ですので、単純にその倍のパーツ量のパターン製作が必要となります。


100人を超えるチームでは2デザイン製作はコスト面ではさほど問題なくても、例えば少人数チーム様では複数のデザイン製作はコスト面ではとても厳しくなります。

そんなとき、なるべくコストをUPさせずに、男女でデザインを変える方法がございますので以下是非ご利用してみてださい。


【男女で衣装を色違いにする】

製図パターンは共通で、生地の色を男女で変えるだけで2色バリエーションの演出が可能となります。

たかどの装舎では色違い製作に関しては、同価格で製作させていただいております。

※色制限数はございます。


【男女でアウターもしくはボトムだけデザインを変更する】

同じ衣装でも上物を、男性は半纏・女性は羽織にするなどや、ボトムを男性はハカマ・女性は腰巻などに変更します。

もちろん他の組み合わせでもOKです。

ひとつのアイテムだけ男女で異なるデザインにすることで、大きなコストUPとはならず、男女別デザインのよさこい衣装を製作することができます。

このような方法を希望されるチーム様はたくさんいらっしゃいますので、是非参考にされてみてください。

皆様の素晴らしいお披露目の日を楽しみに、製作させていただきます。