リバーシブル袖~よさこい羽織

よさこい衣装の袖をリバーシブルにして、演舞によって袖をまくり上げたりして、袖の裏側の色を出したい方の為のデザインです。

こちらの衣装は、袖の表地が紫で裏が赤生地となっております。

袖が2枚仕立てになっているので、なるべく内側のほうの生地はすべり良く汗でベタベタしない生地を選んだり、袖幅に余裕を持たせたりという仕様も大事です。

表生地に対して、裏地があまり厚い生地生地だと、重み以外にも色んな部分で支障が出ますので、同じくらいの厚みの生地を使用するのがポイントです。

袖を持ち上げるタブは、袖内側に取り付けてあります。

袖を折り返し、衿の下に隠してある、もう片方のタブと繋げて、落ちてこないようしっかり留めてあります。

演舞の途中で、袖に工夫を入れたいチーム様は、振り付け内で定められた数秒間で、袖をまくし上げたりまた降ろしたりという作業がありますので、いかに軽やかに上げ、そして落ちてこないようにしっかり留めるかが重要です。

演舞の中で上げ、更に降ろす時、降ろした後にシワがでにくい生地というのも生地の選択ポイントにしております。

でも夏に多いよさこい祭り、何はともあれ袖上げの一番のメリットは、暑さがしのげるところかなと思います。