青森県~新風!様衣装ご紹介

新しい時代の幕開け。

『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸』として博物館船となっている八甲田丸が、青函航路に就役していた1960年代、町ではパレードが開催され人々は熱狂の中、おびただしい色と数のバルーンが空を埋め尽くし、盛り上がりを見せていた。

そんな時代背景と、地元色濃いメモリアルシップの制服を再現し、今回2011年度の衣装とした青森県のよさこいチーム新風!様。

お子さんから大人の男女まで、アットホームで温かく賑やか元気いっぱいのチームです。

今回の衣装は、船の乗組員の制服から、パレード衣装に早替えするという個性派衣装となりました。

大きな衿とフレアー袖で時代色を残しつつ、歴史と伝統を感じる濃紺の色に拘り、金ブレードと金釦で装飾したコートを脱ぐと、元気な黄色と白の衣装が披露されます。

袖は更に早替えとなり、下からは旭日旗カラーのストライプが。

衿には、どことなく古き良き時代を残したビビットな和柄を使用しています。

帯は白×シルバーの雲模様金襴。

チーム様たってのご希望でこちらの金襴となりました。

羽織の裾は、軽やかさを表現するサックスブルー生地です。

大空に舞うフラフデザインと、帯生地がとってもマッチしていて素敵です。

青森のお祭りには伺えなかったのですが、当時の町並みが再現されたようなお写真にとっても嬉しくなりました。

画像提供くださったカメラマンの方々ありがとうございました。

踊り子さんの笑顔で、更に衣装も引き立っています。

今回、フレアーコートということで、早替え後の足元の事故がないよう気を配りました。

綺麗に落ちててとっても安心しました。

袖の早替えは、ある方法を取ることですんなり柄を替えることができるのですが、チーム様には、その振り付けを取り入れて頂きました。

動画で拝見しても、綺麗に早替えできていたので良かったです。

動画やお手紙を頂いたり、とてもアットホームで、青森から熱いよさこいエールを送ってくださった新風の皆さんは、お子様もとっても演舞が上手で明るく元気いっぱいです。

よさこいの原点を思い起してくれるチーム様でした。

衣装の納品が震災当日でしたが、数日かけ最後まで大事に配送してくださった佐川急便様の配達員の方にも感謝です。

新風様の今後のご活躍を応援しております。

この度はご利用頂き誠にありがとうございました。