かっこいい系よさこい衣装

このページは『カッコイイ系デザインのよさこい衣装』について、たかどの装舎独自の目線で解説させて頂いております。

綺麗系やかっこいい系は、様々な言葉で表すよさこい衣装の中でも、わかりやすいカテゴリ表現ではありますが、あくまで1よさこい衣装デザイナーによる主観に基づき掲載している内容です。また、人によっての『綺麗系』『かっこいい系』の定義の違いを踏まえ、綺麗系は女性的、かっこいい系は男性的というニュアンスでのデザイン傾向では無いことをご理解ご少々頂きお読み頂ければ幸いです。

さて、よさこい衣装のお打合せをしておりますと、「高知系」「ソーラン系」と同じだけご要望で多く耳にします、「綺麗系」「かっこいい系」という衣装についてですが、カッコイイ系のよさこい衣装をご要望の皆様へお勧めデザインポイントを5つご紹介します。


①【独立した色選び】

赤や黒、紺やワイン、金銀など、ビビットやダークな色使いは、色からのメッセージ性も特段強くなり、また力強さを表現できますので、かっこいい系よさこい衣装に使用されることが多いです。

でも綺麗系衣装でもこれらの色は使用されることも少なくはないため、あくまで色だけではなく、衣装デザインも伴ってのデザイン仕様が必要となります。


②【ハリと存在感ある素材】

ハリのある生地、シャープでタッチの強い色柄のプリント生地を使用することでカッコイイデザインのよさこい衣装に近づけます。

ハリ感は動きをよりダイナミックに見せてくれ、タッチの強い色柄はその世界観の表現に欠かせません。

重厚感ある生地は、身体のキレも同時に表現してくれますので、かっこいいい系衣装にはお勧めです。


③【シャープラインを生かしたデザイン】

かっこいい系に魅せるには、なんと言っても衣装のラインにあります。

袖先や衿カーブ、肩先や帯部分などで、かっこよくなるような裁断パターンを工夫し、アシメトリなどのディテールラインも工夫することでシャープでカッコイイ衣装デザインとなっていきます。

特に長さの有無に拘ることは無いかと思いますが、エレガント差と差別化するためにも、躍動感を表現できる部分デザインを強調したデザインにすると、かっこいい系衣装が完成していきます。


④【ダイナミックプリント】

プリントデザインもかっこいい系衣装に大事な要素です。

金ラメや金粉プリントは特にゴージャス差を増しますし、家紋や大柄文様、力強い筆文字など、かっこいい系衣装にするには、ダイナミックな色柄のプリントが多く適用されます。

大きな面積でメッセージ性抜群のプリントをもって、かっこいい系を強くアピールすることができます。


⑤【トータルコーディネート】

衣装とは違ってきますが、かっこいい系よさこい衣装の場合、インナーまでしっかり作りこみされる場合が多いです。重なる衿や、腹掛け、手甲や脚絆など、トータルでアイテム数を多くし、小物も含めトータルコーディネートでかっこよく仕上げていくのをお勧めします。

もちろんメイクや、鳴子、扇子、小旗なども最適アイテムとなります。


以上、是非ご活用頂ければ幸いです。

弊舎では綺麗系よさこい衣装製作に向け日々デザインも精進しておりますので、お問合せご相談はお気軽にお電話・メール・公式LINEにてメッセージください。