金襴で作る~帯枕小物入れ

高知で踊り子してた時には知らなかったことで、東京で知りとても驚いたことがあります。

踊り子さん専用の移動バスがないことです。

よくよく考えると、都会では難しいことなのかなと思いました。

高知では演舞場間は大抵バスで移動し、車中で火照った身体を冷やし、水分補給と化粧直しをしていたので私物はバスの中に置いていました。

でも、全国のチーム様のよさこい衣装を製作するようになり、衣装に小物入れを施すチーム様の多いことで知りました。

お祭りを見に行くと、踊り子さんの私物は、スタッフの方が大きな袋に入れて管理していたり、踊り子さん自身でなんとか工夫して持ち歩いたり。

電車で移動するので、あまり荷物を大きくできなそうでした。

というのもあり、弊舎ではその小物入れの形と具体性について企画してまいりました。


今現在、もっとも多いのが、帯下に挟み込みの小物入れ、次にパンツポケットとなっています。足の邪魔になったり、折角の衣装がまとまらなくなったり、踊りが激しくて中身が出ちゃわないか心配しながら深さやステッチ、マチにフタやファスナーまでデザインの工夫をこらしてきました。

ここまで来ると衿や袖と同じ衣装の必要な一部だなと思い、弊舎では小物入れは衣装価格に含まれる設定にいたしました。

つまり小物入れをつけたいのですがおいくらですか?とよく聞かれるご質問は弊舎には必要ございません。すべての衣装にサービスでお付けしております。

(※衣装と一体型でない小物入れは衣装価格に含まれません)


ところで、たかどの装舎オリジナルの『金襴で作る帯枕兼用小物入れ』を数年前に製作したところ大変人気でした。

このデザインは、垂らし帯でもリボン帯でも仕様によって替えられます。

方向を定めてファスナーがつくので、斜めから落ちるということもありません。

試行錯誤しこのサイズとなっています。

楕円ラグビー形といいますか円柱ではありません。

円柱では腰へのフィットが悪いのも理由のひとつです。

何も入れない時は、空気を含ませたビニール袋や綿(わた)をお入れください。

汗拭きタオルを入れる時は、タオルの中に鍵や小銭を忍ばせて壊れ防止にもなるし、

何重にも役立つ、優秀小物入れとなっております。


そしてこの小物入れはコーリンゴムベルトや組紐など、様々な方法でウエストに巻きつけます。

この小物入れをつけて垂らし帯をした衣装は、舞った時にとても綺麗です。

生地は、帯と同柄の金襴でも良いですし、赤や紫など、単色で製作し、帯と配色を楽しむのも良しです。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。